納骨2

<「納骨堂」という形式>
都市部の墓地の需要が増して、簡単に購入できなくなったことや、核家族化の影響で死後を託す人がいないということもあり、あえて家のお墓を作らずに納骨堂を選ぶ人も多くなった。

また、適当な墓地が見つかるまでの間、遺骨を預かってもらう為、一時的に利用することもある。

納骨堂には公営納骨堂、民営納骨堂、寺院納骨堂があり、公営や民営のものではロッカー式や棚式、寺院のものでは仏壇式などである。

大きさにしても家族用のものや夫婦用のものなど、各種そろっている。

費用の面では、使用料と管理費がかかり、賃貸に誓い契約のため、途中値上げも考えられる。

納骨堂の運営にも違いがあり、三十三回忌くらいまで遺骨を安置し、そのあとは他の遺骨と一緒に合祀するという方法もとられる。

<埋葬式の順序>
1.骨壷を墓所に納める
2.卒塔婆を墓石後方に立てる
3.墓前に生け花や線香を供える
4.僧侶が読経する
5.参列者一同が焼香する
が一般的である。

<神式、キリスト式の埋葬式>
神式の神葬祭では、本来は火葬当日に埋葬するのが習わしである。

諸事情により埋葬できないときは、一時自宅に安置し、五十日祭の折などに埋葬祭を営む。

遺骨を墓所に納めて、神官の祭詞奏上、参列者の玉串奉奠を行うが、墓所の遺骨に参列者が一握りずつの土をかけることなども行われる(よく洋画の1シーンで見かける)。

キリスト教式でも、最近は1ヶ月後の記念日の頃に埋葬することが多いようだ。

埋葬に当たって、カトリックでは、まず墓を神父が祝福して祈りをささげる。

またプロテスタントでは、牧師が祈りをささげて、聖書の朗読などを行う。

<仏教で盛んに使われる言葉「四十九日」とは?>
仏教では「死有」という考え方がある。

生まれる瞬間が「生有」であり、生まれてから死ぬまでが「本有」、死の瞬間が「死有」死んでから次の生に向かうのが「中有」(中陰)という。

この中有にあたるのが、四十九日で、四十九日目に死者の運命が決まるとされている。

四十九日までは死者の魂が、彷徨っているというので、遺族は忌中として、死者が成仏するように身を慎むのである。
「納骨」とは、文字通り骨を納めるという儀式である。

葬儀を終えたら墓に故人を祀るが、納骨式の時期は特別決められていない。

既に墓が準備されている場合は、火葬後すぐに納骨することもありるが、しばらくの間遺骨を自宅などに置いておく場合もある。

墓を新しく用意する場合は、仏式であれば、四十九日の忌明け、神式なら五十二日祭など法要を目安に購入することが一般的である。

<納骨式>
納骨式は、僧侶などを招き近親者やごく親しい友人などを中心に
行うものである。

納骨式のあとは軽い会食を用意して、故人を偲ぶことが多い。

納骨の日程や時間が決まったら、事前にその旨を、墓地の管理事務所や石材店に連絡する。

尚、納骨には埋葬許可証と印鑑が必要で、埋葬許可証は一般的には、火葬場で遺骨の入った骨箱に入れてくれるものである。

納骨が終わったら、お寺や霊園の施設、ホテルなどで、僧侶と参列者を招いてもてなす。

僧侶には「御布施」「御車代」「御卒塔婆供養料」を、会食を辞退される場合は、「御膳料」(五千円から一万円が目安)を包み、墓地関係者には心づけを渡す。

<墓がない場合は?>
一周忌の納骨を目安に建墓し、埋葬をすませるが、墓ができるまでや、実家に出向かなければならないなど、自宅安置が長引くときには、お寺や霊園にある納骨堂に一時的に預かってもらう仮納骨という方法もある。

ただし、三回忌までには正式に納骨することが多いようだ。

<墓地・墓の費用>
墓地
・公営墓地・・・・20から150万円
・寺院墓地・・・・30から400万円
・民間墓地・・・・50から700万円
・年間管理費・・・4000円から2万円
※料金は墓地の場所や大きさなどで差が出るから注意。


・墓石・・・・60から300万円
・外柵(境界石)・・・120から150万円
※墓石への彫刻や墓誌などの付属品の料金は含まない。

お通夜2

焼香は喪主、遺族、近親者、一般参列者の順番である。

通夜の席で客の弔問を受けたら、喪主と遺族は弔問客への返礼をする。

弔問客のお悔やみの挨拶に対しては、静かな口調で返礼する。

その時、弔問客が例え目上の人でも喪主は立たずに座ったままで返礼しても失礼にはならない。

参列者が多い場合は、読経の途中から焼香を行うため、喪主や遺族は黙礼で答える。

弔問客の焼香が終わり、僧侶が控え室に戻ったら、喪主は弔問客に挨拶をする。(僧侶には、お礼としてお車代などを渡すが、その際は小さなお盆に乗せて渡すようにするのがマナーである。)

挨拶は「通夜に参列してもらったお礼」などを手短に言葉で表す。

そして通夜ぶるまいの席への誘いと、翌日の葬儀の案内で締めくくる。

喪主が高齢もしくは未成年、その他の事情で挨拶ができないときは、近親者の中から喪主に代わって挨拶をする。

(返礼の言葉)
「早々にご丁寧なお悔やみ、痛み入ります」
「お忙しい中をお運びいただきまして、恐縮でございます。故人も感謝申し上げていることでしょう」
「生前は何かとお世話になりまして、故人にかわりまして御礼申し上げます」
などが一般的である。

通夜ぶるまいにて喪主は弔問客に弔問の礼を述べ、世話役にも手がすいたときに食事をしてもらう。

通夜ぶるまいの席を設けないときは、持ち帰り用として折り詰めと日本酒一号瓶をセットにしたものなどを用意し「粗供養」として会葬礼状とともに渡す。

<通夜ぶるまいと退席のしかた>
遺族や他の参列者とともにそこで故人を偲び、思い出を語り合ったりする。

お清めと称してお酒が出され、簡単な料理も用意されるが、久しぶりに会う親戚や知人がいると、つい話が弾んで大声になったり、笑い声をたてたりしてしまいがち!遺族の気持ちを考え、しめやかな雰囲気を損なわないように努めよう。

ある程度の時間を過ごしたら、余り長居をしないで、速やかに退席することだ。

<通夜;神式、キリスト式>
神式の通夜は、通夜祭と遷霊祭の儀式を続けて行うのが一般的である。

通夜祭は、個人を偲んで玉串奉奠を行う。

遷霊祭は、故人の霊を仏式の位牌にあたる霊璽に移す大切な儀式である。

通夜の後は、直会といわれる通夜ぶるまいがある。

キリスト教式には、定まったスタイルはないが、一般的には、賛美歌斉唱、聖書朗読、献花などが行われる。

カトリックでは通夜の儀、プロテスタントでは前夜式といい、
式後は牧師や神父、弔問客を茶菓子でもてなす。
社会人になると、通夜に突然出る機会が少なくなく、また、通夜を執り行わなければならない時もやってくる。

幼少時に親から礼儀を教え込まれている人は、特に心配することはないが、「マナーが全く分からない」という人はこの機会に覚えておくべきだ。

<通夜を執り行う>
最近では通夜の参列者の数が、葬儀・告別式により多くなることが珍しくない。

進行を滞らせないためにも準備は早めに済ませ、30分前には僧侶に到着してもらうこと。

最近の主流は、午後6時ごろから始まり、2時間程度で終了する半通夜である。

<半通夜とは?>
もともとは、故人と親しかった人たちが、葬儀の前夜に集まって夜通し邪霊の侵入を防ぎ、別れを惜しんで過ごすのが通夜であった。

現在は半通夜で午後6、7時から僧侶の読経、遺族、弔問客の焼香、通夜ぶるまいも含めて午後10時頃には終了するのが一般的である。

お酒は、全体にある程度行き渡るくらいの量で十分である。ただ焼香と灯明の火は絶やさないようにすること。

<通夜の流れ;仏式>
受付は通夜の始まる30分前より始めるが、通夜が始まっても、遅れてくる弔問客のために無人にしないよう気をつけよう。

祭壇の飾り方などを確認してもらったら、控え室に僧侶を案内して茶菓子などを出す。

開始15分前に喪主、遺族、近親者は着席します。順番は、血縁の濃い順に座る。

僧侶が入場し読経を始めるが、読経は通常30分から40分である。

読経が済み、参列者の焼香が終わると僧侶は参列者の方に向き直り、「説教」や「法話」を行う。

仏式では一般に名僧といわれる人たちの残した言葉を例にしながら話をする。

話が終わると、僧侶は「これで通夜の法要を終わります」などと挨拶して退場する。

参列者が多い場合、一般参列者は読経中に焼香を終わり、そのまま帰る人や、通夜ぶるまいの席へ移動することがある。

お正月2

<鏡餅>
もちは、古くから神饌(神様の食べ物)とされ、年神様への供え物として、鏡餅を床の間に飾るのである。

鏡餅が丸いのは、人の魂(心臓)を形作ったといわれ、鏡は魂をあらわす神器でもあることから年神様にお供えしたもちを食べると、新しい生命が授けられると言い伝えられている。

もちを大小二つ重ねるのは、陰(月)と陽(日)を重ね、福徳が重なることを願うためである。

飾り方は地方によってさまざまであるが、基本は三方の上に奉書紙か半紙を敷き、四手を下げる。

葉裏を見せたうらじろとゆずり葉の上にもちをのせ、こぶをたらしてだいだいを飾りる。

三方のかわりに四角いお盆や、きれいな角板を使ってもいいだろう。

<しめ飾り>
しめ飾りとは、しめ縄で作ったお飾り全般をさす。

神を祭る清浄な場所を表すもので、神社や神棚には、正月に必ずしめ縄が張られている。

一般家庭で用いるお正月の注連飾りは、3種類に分けられる。

*玉飾り
玄関の軒下や神棚の前に飾る。

*輪飾り
玉飾りを簡略化したものであり、台所(火の神の入り口)、蛇口やトイレ(水の神の入り口)のほか、商売道具や車などに飾り、新しい1年の無事を祈願する。

*床の間飾り
床の間は、古くは仏間だったものが部屋の中の上座を意味するようになったもの。

一般的には、中央に高炉、向かって右に鏡餅、左側に正月の生け花を配す。

干支にちなんだ置物を飾る場合もある。

掛け軸は、福寿の意味を持つ書や、字句が上位とされ、七福神、日の出、藤や鶴などの絵が続く。

最近では床の間のない家が多くなってきたが、サイドボード、本棚、テレビやユニット家具の上を床の間に見立てて、お盆に小さな鏡餅、コマやお手玉、羽子板や破魔矢などを飾り、壁にちぎり絵や、朱や金の舞扇をあしらえば正月の雰囲気になる。

<「七福神」って誰?何者?>
七福神とは、俗に福徳をもたらすとされる七神のことで、大黒天、恵比寿、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋の七神をさしている。

正月に限らず、縁起物として絵や置物など、さまざまな形で利用されている。

大黒天:頭巾をかぶって左肩に大きな袋を背負い、右手に打ち出の小槌を持ち、米俵を踏まえている姿。

恵比寿:頭に風折烏帽子をかぶり、鯛を釣り上げて喜んでいる姿。

毘沙門天:甲冑を着け片手に宝塔をささげ、もう片方に鉾または宝棒を持った姿。

弁財天:琵琶を抱き、豊満な色白の女性。

福禄寿:短身長髪でヒゲが多く経巻を結びつけた杖を携え、鶴を従えた姿。

寿老人:杖の頭に巻物をつけ、うちわを持って鹿を連れた姿。

布袋:肥満体で、太鼓腹(布袋腹)を突き出した姿。

この機会に七福神をよくよく見てみるのもいいのではないだろうか?
も〜いーくつ寝ると〜お正月〜」幼少時代よく歌ったものである。

子供時代は冬休みに年賀状、お年玉と楽しいことばかりの正月だが、大人になると今度はお年玉をあげる側となり色々な風習も身に付けなければならない。

<年始周り>
日頃世話になっている方や親戚などへの新年の挨拶は、元旦を避け、2日から松の内(7日まで)の間に済ませる。

服装は改まったものがいいだろう。

コート類は、チャイムを押す前に脱いでおくのがマナーだ。

年賀の品は、お歳暮を贈っている場合は用意しなくてもよいという考えもあるが、手土産として和菓子や清酒などを持参してもかまわない。

挨拶は玄関先で済ませ、すすめられて家に上がっても長居しないようにするのが基本である。

<お年玉>
お年玉は、神様への供え物を分け与えたのが始まりといわれている。といっても、現代ではあげる金額に頭を悩ませることから、最初に身内同士で打ち合わせしておくといいだろう。

また、必ず子供の親の前で渡すようにすること。

年始回りの際は、ポチ袋と新札を多めに用意しておくといざという時にあわてずに済む。

子供がお年玉をもらったら、その場でお礼を言わせるように躾よう。

<お年玉の目安>
小学校入学前・・・・1000から3000円
小学校低学年・・・・1000から5000円
小学校高学年・・・・2000から5000円
中学生・・・・・3000から1万円
高校生・・・・・5000から1万円
両親・・・・・・1から3万円

<そもそも「お正月」って?>
正月とは、年初めの諸行事を営む日々のことをいい、年末の準備段階も含めた儀礼としてとらえられる。

正月の行事は、おもに元日を中心とした大正月、15日を中心とした小正月のものに分けられる。

これは、旧暦から新暦への切り替えや、農耕儀礼を基準に、暮らしが成り立っていたことの影響によるものである。

<正月飾り>
正月飾りは12月26日から28日の間に立てるのがしきたりだが、逆に31日の「一夜飾り」は嫌われる。

*門松
正月に1年の幸福を授けてくれるという「年神様」が、家に降り立つ目印として、自宅の門前に飾られるのが門松である。

松が「待つ」につながり、竹は冬でも色濃くまっすぐ伸びる節があるところからけじめの意味もあり、正月飾りとして古来から使用されている。

現代では松飾のリースなど、洋風建築にあうものや、簡単に門扉に設置できる門松セットなど簡略化されながら受け継がれている。

出産祝い2

<お祝い時の注意点>
出産直後は、産婦にとって疲れた体を休める大切なときである。

この時期に病院へお見舞いやお祝いに行くのは、身内以外はNG行為であり、お祝いを自宅に届ける際にも、玄関先で失礼するのがマナーだ。

いずれの場合も身内以外の男性は遠慮する、幼児を連れて行かない、新生児を抱かない、授乳の時間や眠っている時間は遠慮する、赤ちゃんを見てあれこれ論評することはよくないことであるから気をつけてくれ。

また自宅への来訪の場合、新米ママ、パパにとっては、必ずしも歓迎されないこともあるから、祝電や手紙を利用する方が効果的だろう。

<イレギュラーな場合>
出産と同時に葬儀もあるという場合、お祝いの贈り物は控える。

生まれてきた子が双子の場合には、おなじ品を二揃え贈るのが原則であり、現金は倍にして贈らなければならない。

出産した側のマナーとして、出産を報告する範囲とタイミングは意外と難しいものである。

出産の報告は、まず、双方の両親、姉妹、仲人、親族に連絡する。

誕生時刻、性別、母子の健康状態などを伝えよう。

友人・知人には、親しい場合を除き、年賀状や暑中見舞いに子供の名前と月齢を書き添えて知らせればいいだろう。

病室などから携帯電話での連絡は×である。

<病院関係者へのお礼ってするの?>
出産でお世話になった医師や看護師などへは、感謝の気持ちをこめてお礼をすること。

主治医には5千円から1万円程度の商品券が一般的で、看護士さんへは3千円〜5千円が目安。

ナースステーションのみなさんにいきわたるよう、菓子折りや果物が適当である。

ただし、病院によっては、規則で受け取らないところもあるから注意しよう。(県立、市立は厳しいぞ)

<内祝はどうするの?>
出産の内祝いは、表書きを「内祝い」とし、赤ちゃんの名前で贈ること。

頂いたお祝いの3分の1程度が目安であるが、何かと世話になった両親には「内祝い」とせず「御礼」とする。
姉妹や友人や同僚が出産したら、思い浮かぶのは出産祝いである。

かつては、妻の実家からお宮参りの衣装を贈られたものだが、今では現金やベビー用品を贈ることが多くなっているようだ。

他の人とカブらないように、贈る相手が欲しいものを聞いてもいいだろう。

祝いは、ベビー服やベビー用品が人気だ。

赤ちゃんの産着などは、出産前に揃えてある場合が多いため、衣類を贈るなら、6ヶ月から1年後に使うものを選ぶ方が喜ばれるだろう。

ほかにも絵本やおもちゃ、アルバムなどが定番である。

寝具、チャイルドシートなど比較的高価なものを贈ったり、自由に品物を選べるように、ギフト券を贈ったりするのも1つの方法だ。

また、出産費用の一部を現金で負担したり、赤ちゃん名義の預金通帳を送る方法もある。

最近はベビー用品のレンタルも充実しているから、レンタル料を肩代わりするというのも気が利いているのではないだろうか。

無理に品物を贈らなくても希望があれば、出産後の身の回りの世話や、家事・育児を手伝う方法もある。

ただし、押し付けがましくならないように!

出産は、何度あってもよい慶事であるから、水引は紅白蝶々結び、表書きは「御祝」「ご出産祝」などで、デパートから配送するときはグリーティングカードや、手紙を添えるのを忘れずにしよう。

いつ渡すのがいいの?
赤ちゃんの誕生を祝って贈る出産祝いは、生後1週間から1ヶ月くらいの間、あとから知った場合は、その時点で贈ることになる。

一般的には、退院後しばらくしてから家へ届けるほか、手紙やカードを添えて配送することが多いようである。

出産を知った場合、親しい友人や知人、職場関係者などからもお祝いを贈るのが一般的である。

金額の張るものを合同で負担する、ベビー用品のセットを予算に沿ってそろえるなど、さまざまな方法を選ぶことがである。

特に親しい友人などは「お疲れ様」の意味をこめて、両親に紅白のワインを贈ったりするのも喜ばれる。

そのほか、「銀のスプーンをくわえて生まれた子は幸せになる」という言い伝えから、赤ちゃん用の銀製品のセットにも根強い人気がある。

七五三のお祝いは、小さい頃、男の子も女の子も記憶があると思うが、七五三とは三歳の男女、五歳の男子、七歳の女子を祝う儀式である。

もともとは武家社会の風習で、三歳の男女の髪置、五歳男子の袴着、七歳女子の帯解きの祝いが由来とされるものだ。

11月15日に祝うのが一般的で、近所の神社やお宮参りをした神社に晴れ着を着て親子でお参りをする(祝う年齢は数え年でも満年齢でもOK!子供の負担や成長を考慮し、三歳は満年齢、七歳は数え年で祝うことが多いようだ)。

<正式な神社の参拝方法>
三歳はお宮参りの祝い着に男児は袖なしの羽織、女児は袖なし襟付きの被布を着て髪飾りをつける。

五歳の男児は紋付羽織に、仙台平の袴、白足袋、白い鼻緒の雪駄、白い扇子に守り刀を身に着ける。

七歳の女児は、本裁ちした友禅の着物にかかえ帯、しごきをして箱迫を胸に、帯の間に扇子、ぽっくりか草履に手に袋物を持つ。

子供が正装の場合は、母親も訪問着は色無地、格の高いつけさげなどにするのが正式である。

神社でお祓いを受けたいときは、事前に申し込む。

お祓いを受け祝詞をあげてもらう場合は、社務所へ申し込んで「初穂料」「玉串料」などの表書きでお礼を包む。

参拝だけで済ませる場合は、まず、手と口を水で清め二礼二拍手一礼でお参りをする。

<現代の祝い方>
最近の七五三のお祝い方のほとんどは、神社に参拝して写真を撮るというコースだと思う。

晴れ着はを着る機会はなかなか無いため親側が気合を入れてしまいがちだが、子供にとっては和装は着用の機会も少なく慣れない晴れ着に子供が疲れてしまう事も・・・。

それゆえ、実用的な洋装にするケースも増えており、改まった場合に着用できるスーツやブレザー、おしゃれなワンピースなどでOKである。

付き添いの両親も、子供の装いに合わせて準礼装や略礼装とする。

<お祝いをもらったら・・・>
七五三は身内でお祝いする行事だが、知人や隣近所でもお付き合いの程度によっては、祝い菓子などを贈ってもいいだろう。

お返しは必要ないが、過分に頂いた場合は「内祝い」とし、子供の名前で半額程度のものを贈る。

以前は神社へのお参りの後に、親族や近所にあいさつ回りをすることもあったようだが、最近は省略することがほとんどである。
「僕と結婚してください」と言う、もしくは言われた場合、OKをもらう、もしくはOKすれば、晴れて2人は婚約者である。

しかしながら「正式な婚約のしかたって?」「婚約したら、どうすればいいの?」「色々あって婚約解消しちゃった・・・」さまざまなケースに対応できるよう、下記を参考にしてくれ。

<もし婚約解消したら・・・>
誰もが望まないことではあるが、現実に起こることもある。

お互いが合意の上で婚約を解消する場合は、婚約時に贈りあった指輪などの金品は、すべて相手に返すのがマナーだ。

仲人がいる場合は、仲人を通すことだ。

また、婚約を知らせた人には、婚約解消の通知状を送るが、その際、特に理由を伝える必要はない。

別の恋人が発覚したり、大きな隠し事があったりなど、どちらかに原因があった場合は、原因を作った方が婚約解消の責任を負うことになる。

結納が済んでいる場合は、結納金の倍返しなど、誠意ある対応が望まれる。

<無事婚約!その後どうする?>
口約束だけでも婚約は成り立つのだ。

婚約した2人は、家族寸前だけれどもまだ家族ではないという微妙な関係であるから、相手の家ではまだ慣れなれしくしないように注意しよう。

婚前旅行や1人暮らしの家への行き来などは、節度ある態度を心がけよう。

相手の家を訪れる回数が増えると、その家独自のルールにとまどいを感じることがあるが、それは誰しも経験することであるから、ゆっくり馴染んでいくことである。

<現代の婚約の形>
最近は結納を行わない人も増えています。

・食事会
両家の顔合わせを兼ねて行う食事会は、歓談しながらお互いの家族を知ることができる。

落ち着いた店に予約をとるなど事前に段取りをとっておくとスムーズだろう。

・結納
伝統的な婚約の儀式である。関東と関西では結納品の数が違うなど、地域差がかなりあるため、相手の出身地や風習など確認しておこう。

・婚約式
本来は、キリスト教の信者が神前で婚約の誓いを読み上げる儀式である。

しかし最近はこのスタイルをアレンジして、立会人が証人になる婚約式を行う形式がメジャーとなっている。

・婚約通知を送る
差出人は本人2人の連名にして、親族や知人などに婚約を知らせよう。

・婚約通知の文例
拝啓 若葉の鮮やかな季節となりました。

皆様にはますますお元気でお過ごしのことと存じます。
さてこのたび、私たち2人は、*月*日に婚約いたしました。
挙式は来春を予定しております。

謹んでご報告申し上げますとともに、今後ともどうぞご指導くださいますよう、お願い申し上げます。
敬具

平成*年*月吉日

A山B男
C沢D子

・婚約披露パーティー
欧米では一般的で、日本でもそうなりつつある。本人らが主催する他、友人主催で楽しく盛り上げてもらう場合もある。レストランやパーティー会場を貸しきって開催するケースが多いようだ。

結納2

<結納当日の装い>
結納は結婚式に次ぐ、重要な儀式として位置づけられている。

古くは、全員が正礼装に威儀を正してのぞんだものだが、現在は準礼装や、略礼装にするのが一般的である。

男性はドレスアップしたダークスーツ、女性は和服なら振袖や訪問着、洋服ならエレガントなワンピースやスーツなどだ。

同席する仲人夫妻や、両親の服装も、当人たちの服装のレベルに合わせ、それよりも重々しくならないようにする。

また、仲人婦人と双方の母親が、和服にするか洋服にするかは、当事者である女性の服装とバランスをとり、事前に打ち合わせしておくといいだろう。

<家族書・親族書の書き方>
結納の際には、家族書と親族書を取り交わすが、便箋にペンでも失礼ではない。

書式はあらかじめ両家で話し合い、バランスを取ることが大事である。

家族書は、年長者から記入し本人は一番最後となり、同居している家族のみ記入する。

別所帯の兄弟姉妹は親族書に記入すること。

親族書は同居している家族以外の親族を、父方と母方にわけ本人との続柄、住所、氏名を記入する。

<仲人を立てる場合>
親の知人や男性側の会社の上司など、社会的地位がある性格円満な人にお願いするといいだろう。

仲人をお願いする人には、結婚が決まった時点でなるべく早く、内々に打診しておくこと。

結納の日程が決まったら、最低でも1ヶ月前には正式に依頼をする。

結納当日は、仲人に謝礼と車代を手渡すが、儀式の後の祝い膳がない場合には、酒肴料も用意するのがマナーであるから、準備をしておく。

<結納の歴史>
結納とは、「ユイノモノ」に由来する言葉だといわれている。

ユイ(共同体の労働力交換)の一員になるのに、飲食を共にすることから、家と家とが婚姻により、姻戚関係を結ぶための共同飲食、またはその酒肴をさすようになったというものである。

ほかに結婚の申し入れ、すなわち「言い入れ」を「ユイイレ」と訛り、さらに「結納」と書いたという説もある。

結納を「タノミのしるし」という地方があり、タノミ(田実)は陰暦8月1日の収穫祭のことでこの日、贈答する風習があったことに由来するようだ。

このように結納は、さまざまな風習や語の意味が重なってできたとも推測されている。

少しは勉強になったかな?

結納1

結納は日本古来の婚約の儀式であるが、最近の結納は略式のものが主流となっている。

結納の形式は、日本という小さな島国の中でもかなりの地域差がある。

例えば、関東は結納を「交わす」と言いますが、関西では「納める」と言うのだ。

両家でよく話し合って、お互いが納得行く形を取ることが大切である。

<結納の主な形式>
仲人が使者となって両家を行き来して、結納品を運ぶ正式結納と、仲人と両家が一堂に集まる略式結納とがある。

正式結納は仲人の負担が大きく、現代では略式結納が主流だ。

さらに最近では、より簡略化した形として、仲人を立てずに略式結納を行うスタイルが増えている。

ホテルや専門式場などでは、結納のためのパックプランを用意しているところもあるから、そういったものを利用する人も増えている。

<双方の慣習が違うときはどうする?>
どちらかといえば男性側にあわせるケースが多いが、結納品を挙式まで飾っておく女性側の環境も考慮しよう。

一般的には関西の方が関東よりもしきたりが複雑なので、簡略化するなら関東の形式にするといいだろう。

<結納の日取りの決め方>
結婚式の6〜3ヶ月前くらいの間に行うのが一般的であるが、双方で話し合って決めることだ。

日時は、日柄のいい日を選ぶが、最近ではお互いに都合のよい週末や祝日に行うのが増えている。

時間は、午前10時から午後3時ぐらいが多いようだ。

場所は女性側の家がトップですが、レストランやホテルの一室を利用する人も増加傾向にある。

<結納品>
価格はピンからキリまであるが、カジュアルな1万円程度のものもある。

オーソドックスな結納セットの価格の目安は、関東式9品目で3万から5万以上。

関西式は、1品ずつ台に載せて飾り付けをするので、関西式よりやや高めで、一式20万ほどするものもある。

お中元・お歳暮2

退職などで相手との関係が薄くなってしまっても、今までの贈答をいきなりやめてしまうのは感心しない。

金額を抑える、挨拶の手紙だけにするなど、徐々に付き合いを縮小していくのが理想だ。

お中元とお歳暮どちらかにする場合は、お歳暮に。なお、その年限りの場合は、表書きを「お礼」とする。

<喪中の人にはどうしよう?>
お中元、お歳暮ともお祝いではないので、贈る側、贈られる側、どちらが喪中であっても、差し支えない。

ただ、不幸のあったお宅に紅白の水引を使うのはあまりにも無神経であるから、普通の包装紙で贈ることだ。

また、四十九日の忌明け前の場合は、贈る時期を遅らせて、お中元なら暑中見舞い、お歳暮なら寒中見舞いとして贈るほうがベターである。

送り状にはお世話になったお礼とともに、お悔やみ、励ましの言葉を添える気配りを・・・。

<お返し>
基本的には必要ないが、礼状は必ず出しましょう。
兄弟、友人など相手が同等の立場の場合、こちらからも贈る方が良いとされている。

<え、贈ってない人からもらっちゃった!>
「こちらから贈るべきところを恐縮いたします」などと、一言添えた礼状を送り、感謝の気持ちを伝えよう。

相手が目上の人やお世話になった人で、礼状だけでは気が引けるなら、日をずらして「暑中見舞い」「年賀」などとして贈ればOKだ。

<お中元お歳暮の歴史>
古くは、1月15日の上元、7月15日の中元、10月15日の下元が消え、中元が残ったのは、この日が仏教の盂蘭盆会と結びついて祖先崇拝の行司になり、祖先の魂にささげるものを持ち寄ったのが起源となっている。

また、お歳暮はお中元に対する年末の贈答儀礼として、受け止められているが、もともとは新しい年を迎える神祭りに必要なものを親元に届ける儀式に由来している。

届ける品は本来、食べ物が主で、農事に携わっている地域では収穫物である米や野菜、海に近い地域では、魚の類であった。

現在でも新巻き鮭や数の子がお歳暮メニューの中にあるのは、年神様に供えた祝いの肴のなごりなのである。
もらって嬉しいお中元、お歳暮だが、最近はその風習も慣習化とはいえなくなってきたようだ。

ただ、いざという時に分からないと不便であるから、基礎知識は頭の隅に入れておこう!

<贈る時期>
お中元はお盆の前まで。
お歳暮は12月初旬から、中旬までに贈る。
お歳暮は年内に届きそうにないときは、年を越してから贈った方が無難。
贈る時期により、表書きが変わるので注意。
もし贈る時期を逃してしまったら、次のように表書きを変えて贈るようにしよう。

お中元
立秋(8月7日頃まで)は・・・・「暑中お見舞い」
立秋を過ぎたら・・・・・「残暑お見舞い」
お歳暮
松の内(1月7日まで)は・・・・「お年賀」
立春(2月3日頃まで)は・・・・「寒中お見舞い」

<どこまで贈ればいいの?>
新婚の方など特に迷ってしまうと思う。

現在のお中元・お歳暮は、ご無沙汰のお詫びを兼ねた季節の挨拶、あるいは、日頃世話になっている人へ感謝の気持ちをこめたお礼に、という意味になっている。

贈り先は、両親、親戚、先輩や上司、得意先、仲人、お稽古事の先生などである。

ただし、社員同士の贈答を禁じる勤務先や、公務員の場合はお互い迷惑をかけることもあるため配慮が必要だ。

子供の学校の先生の場合、特に公立学校では保護者からの贈り物は一切受け取らないところがほとんどだろう。

また、頼まれ仲人などへは、通常3年間とされている。

<何を贈ろうと悩む人へ>
相手の好みがわかっていれば、毎年おなじものでもかまわない。

商品券やギフト券なら無難だろう。また、品物だけではなく、
別便で送り状を出し感謝の言葉を添えると、一層喜んでいただけるのではないか。ちなみに・・・。

(もらいたいものベスト5)
       <お中元>       <お歳暮>
1位     商品券         商品券
2位     ビール         産直生鮮食料品
3位     コーヒー        ビール
4位     産直生鮮食料品     コーヒー
5位     洗剤          のり・乾物
是非参考に!

お見舞い2

<贈ってはいけない見舞いの品>
ドラマや映画などでよく見られる「お見舞いのイメージ」で、OKかと思いがちな見舞いの品も、実はNGだったりする。

まず花瓶の必要な花は、病人に手間をかけさせるのであまり良いものとはいえない(枯れると悲しいし、最後には捨てなければならない)。

次に、パジャマは長患いを暗示させるのでよくない。

そして、小さい子供などにぬいぐるみは喜ばれるかもしれないが、埃が立ちやすいのであまり良いものとはいえない。

<お見舞い時の服装>
意外と気が回りづらい部分だが、急いで見舞いに行ったがためにマナーに反した格好では失礼にあたってしまう。

服装は清潔にし、あまり派手なものは避けた方が無難だろう。

女性の場合は化粧や香水、アクセサリーなどは控えめにすることだが、かといって喪服を連想させる黒い服も嫌われる。

<見舞い時の話題>
相手の病状によっては「頑張れ」という言葉を言わないほうが
よいこともあるので覚えておこう。

また、交通事故のけが人を見舞う場合、加害者か被害者かで心理的負担の程度も違い利害関係も難しいため、立場によっては事後処理の相談にのるなど、間接的な支援をする方が望まれる。

<贈ってはいけない花>
見舞いに花を贈る人は多いが、贈ってはいけないとされている花も少なくない。

相手が縁起を担ぐ人であれば、特に注意しよう。

鉢植え・・・・寝(根)付くに通じる
シクラメン・・・「死苦」の語呂合わせ
菊・・・・葬儀を連想させる
ツバキ・・・首が落ちることを連想させる
真紅の花・・・血の色を連想させる
切花の本数・・・4,9,13本を避ける
香り・花粉・・・匂いが強い・花粉が多い花は避ける

花屋で購入する際に「お見舞いの花を探しています」と相談することが一番よい。

<病気・怪我の見舞いとお返し>
贈る時期は、見舞いに行くときがよいタイミングである。

時期は相手の様態を見て決めよう。

両親へ・・・1万円から3万円
親戚へ・・・5千円から2万円
会社関係の人へ・・・・5千円から1万円
友人・知人へ・・・・3千円から1万円

<お返し>
病気や怪我により、精神的にも経済的にもたいへんな時期に当たるため、本来なら見舞ってくれた人にお礼の挨拶状を贈るだけでもかまわない。

しかし、一般的には、完治して退院後、または職場復帰のときに、快気祝いをするのが慣例になっている。

退院後2週間後くらいに「快気祝い」として見舞いの3分の1から半額程度を返すとよいだろう。

品物は「病気が残らない、二度としない」との願いをこめて、食べきるもの、使い切るものなど紅白の結びきり、のしつきで表書きは「快気祝い」「内祝い」とする。

タオル、石鹸、紅白のお菓子、紅白ワイン、ティーバッグ、クッキーなどが一般的で、見舞いのお礼と経過、現在の様子などを記した挨拶状を添えるとよい。

尚、自宅療養が続いたり、回復の見込みがない場合は、お返しはしなくても失礼には当たらない。

<万一、亡くなった場合は>
病気療養中に見舞いをもらいながら、お返しをしないまま亡くなった場合、遺族は四十九日の忌明け以降に、香典と見舞いのお礼も含めて「香典返し」を送るのがいいだろう。(この場合、水引は不要。)白無地の短冊に、「お見舞い」と表書きしたものを、香典返しの品につけて贈ります。
両親や友人、知り合いなどの入院はある日突然やってくるもので、軽度の時もあれば常に付き添いが必要なケースもある。

見舞いに行きたくても仕事で行く時間がない、いざ行こうと思っても、何を持って行けば良いのか?と考えてしまう。

慌てふためく前に、見舞いの際のマナーを身に付けておこう。

<病気・けがの見舞い>
見舞いで一番大切なのはタイミングである。

入院直後や手術前後は、病人も気分が落ち着かなかったり容態が安定しないことも多いため、この時期は避けたほうが無難。

家族などに病状を訪ね、見舞いを受けられる状態であるかどうかを確認しOKであったら行く、というスタンスが良い。

検査などと重ならないよう、相手の都合も聞いて損は無い。

次に大切なのは、相手の立場に立ったこまやかな思いやりだ。

病状が安定したようであれば、病院に問い合わせて面会時間を確認し、15分程度を目安にして見舞いの予定を立て、あらかじめ家族に面会の許可を求めてから伺うようにしよう。

人数は多くても三人連れくらいまでにし、小さい子供を連れて行くのは避けた方がよい。

また、病院内では携帯電話はオフにすること。また個室ではない場合、特に周囲へ配慮して会話するのがマナーである。

もし自宅へ見舞う際には、家族に都合を聞くのが最低限のマナーといっても過言ではない。(午前なら10時から11時半、午後なら3時から4時半が適当だと一般的にはいわれている。)

<見舞いの品は>
見舞いの品物は相手の病状に合わせ、気持ちをこめて選ぼう。

軽度であれば、気分がまぎれる雑誌や写真集、CD、レターセットなど。テレホンカード数枚、タオルやスリッパ、ティッシュペーパーなど実用品も喜ばれるものの1つだ。

食べ物を贈る場合には、少し注意しよう。

病気によっては食事制限があるのでできれば避ける、もしくは家族の人に確認をとること。

また、見舞いは贈り物を渡す場だけではない。

長期間患っている場合、見舞い客が途切れがちになるが、こういうときこそ心のこもった見舞いは嬉しいものである。

見舞いは目に見えるものだけとは限らない。

まめに手紙を書いたり、付き添いを代わる、買い物を手伝う、肩をもむ、付き添いの家族に体を休めてもらうようなことでも見舞いになるのだ。

お見合い3

<実際、何を話せば良いのか?>
緊張感が前面にでると、相手もつられて緊張してしまうため、気軽な気持ちで臨むこと。

見合いの目的は、結婚を前提として、相手と自分との相性を見ることである。

共通の話題があれば、そこから話の糸口を見つけ、会話を進めよう。

自分の仕事内容や性格、興味の対象、将来の展望、家族のことなどを主に話すことだ。

この時の注意点は、一方的に話すのではなく相手の言葉にも耳を傾けてること!会話のキャッチボールはお見合い以前に大事なことなのだ。

もし意気投合し、会話が弾んでも余り遅くまで引き止めるのは避けよう。

また、相手のプライバシーにかかわる財産や宗教などの話題には踏み込まないことが常識だ。

<さぁ、帰ろうか。え、どうするお茶代。>
費用は双方が折半するもので、男性側だけが出す必要はない。

仲介者にあらかじめ必要経費を渡しておく方法もあるが、当日の費用を、仲介者がまとめて支払っておくのが一般的である。

できれば当日か翌日にでも、仲介者の分も含めた費用とお礼を、双方で分担して渡すとベストだ。

マナーを知らない男性が「いや、ここは私が!」などと無理に頑張ってしまうケースもあるかもしれないが、そんなときはそっと教えてあげよう。

<無事お見合い終了!その後は?>
交際するか断るかは、本人から世話人に、2、3日中(遅くとも1週間以内)に伝えること。

断るときは、相手の対面を傷つけるような言い方は避け、「大変素晴らしい方なので、私には不釣合いと存じます」と相手を褒めつつ遠まわしに断るのがマナーである。

いいにくければ、親から伝えてもらってもかまわない。

交際を希望したら、デートを重ねて、相手の人柄や生活環境を知ることだ。

交際の経過は世話人にも報告し、結婚まで進めるかどうかの見極めは3〜6ヶ月程度で判断するのが一般的である。

<現代版お見合い>
ブライダル専門紹介機関が催すパーティ形式のお見合いや、最初から2人でデートする、カジュアルな感じの見合いも増えている。

また、すでに結婚している友人などが独身者同士を引き合わせたり、合コンのように複数の男女が出会える機会を設けたりする、現代版の見合いも盛んである。

こうした気軽な形であっても、礼儀正しく、節度を持って望むことが大切だ。

結婚するつもりもなくそういう場に出向くのは失礼に値するため、目的は結婚であることを忘れずに。
<日取りはいつがよい?>
2人の休日が合致すればベストであるが、女性の都合を優先させて調整することだ。

時間帯はできれば日中に。たとえ2人が意気投合しても、初回は2から3時間で切り上げるのが常識である。

<どこがおすすめ?お見合いの場所>
ドラマや映画などでよくホテルのロビーでお見合いする場面があるが、人目につくので、実は落ち着かない場合もある。

また、世話人や当事者の自宅は人目を気にせず話ができる反面、「切り上げ時」が難しいので微妙なラインだ。

レストランは一緒に食事をすることで近づいた気持ちになれます。

その場合は、事前にテーブルマナーを学んでおくと、「この場合はどのフォーク使うんだっけ?」なんて余計な心配も不要になる。

料亭は落ち着ける雰囲気でよいものの、格式が高いと打ち解けにくい面もある。「気軽な見合い」が良いなら、落ち着いた喫茶店などがお薦めだ。

<さて、どうしよう。お見合い時の服装!>
見合い当日の服装は、双方のバランスがとれていることが大切である。

男性は、散歩するつもりでいたのに、振袖姿の女性が現れて
様子がちぐはぐになったのでは困る。

世話人は双方のバランスがとれるように、前もってアドバイスするといいだろう。

世話人や付添い人は、女性を引き立てる地味な服装を心がけること。

女性編・・・余り着飾らず、かといってカジュアルになりすぎないよう、自分らしさが出る服装を選ぶこと。

シルエットの美しいワンピースや、柔らかい印象のスーツなど、きちんとした感じの上品なものを選ぶとグッド。

和服なら小紋、袖、訪問着程度にしよう。

ナチュラルメイクが基本だが、濃すぎるメークは×。

マニキュアの色も派手過ぎないように、また、強すぎる香水は第一印象を悪くするので避けた方が無難である。

男性編・・・はダークスーツやおしゃれな感じのソフトスーツが適当だ。

ワイシャツは新しいものか洗濯したばかりのものをチョイスすること。

ズボンの折り目はキッチリしていないと、印象ダウンであるから注意。

また、靴が汚れていないかをチェックするなど全体に清潔感を前面に出しよう!

「見合い」と一言でいっても、「実家に両親に無理やり薦められて・・・」「職場の上司のいつのまにかセッティングされて・・・」と自分の意思とは裏腹な状況で挑むケースもあれば、自ら結婚相談所に登録して出会いを求めていて、今度見合いすることになったと意気揚々と挑むケースもあると思う。

どちらのケースも共通していえることは「見合い上でのマナーは大丈夫か?」ということである。

人生初めての見合いであれば、何を話していいのか・どういう流れで事が進んでいくのか分からない人が大半だろうし、「何度見合いしても上手くいかない」という人はどこか根本的に改善する余地がある。

是非、下記を参考にして“良い出会い”の始まりとなることを心より願う。

<出会いを探す>
社会人になってからの出会いは、意外と少ないものだ。友達の紹介や飲み会の席か、はたまた社内恋愛か。

しかも、年齢が上がれば上がるほどお互いにアイデンティティーが確立しきってしまうため、相手のために柔軟な対応ができないというのが悲しい現実である。

「出会いが欲しい」と嘆いている男女は数多くいるが、上手くマッチングしないのは世の定めか神の悪戯か。

しかし最近、新聞やネット広告をみていても「結婚相談所」やインターネットでの登録から始める出会いの適正な専門サイトが、昔よりイメージが良くなってきている。

また積極的にPR活動をしていると感じるし、実際、若い人がそれらを利用するケースも増加傾向にあるようだ。

料金や条件はさまざまである。

出会いが成立してから支払い、というところもあるようだ。希望に合うものを見つけてくれ。

<自らすすんで見合いする場合>
親戚や親などの知人に縁談を依頼するときは、親と一緒に本人も挨拶に行くのが本来のマナーである。

自己紹介状、見合い写真、手土産を持参して出向くと良いだろう。

その際、親との同居や結婚後の仕事など、本人の希望や条件、
持病の有無などを伝えておけば、あとあとのトラブルをさけられるため一緒に挨拶に行くメリットがある、というわけだ。

「仕事でどうしても行けない!」という場合には、両親と事前に打ち合わせしておくのがベスト。

縁談話がきたら、お見合いをするかどうか決めよう。

相手への質問などは世話人に確認し、本人が電話などで1週間以内に返事をすること。

断る場合は早めに伝え、受ける場合は「よろしくお願いします」とお願いする。

場所や日程などは、世話人を通して決め、当日は世話人も同席するのが一般的である。